手法・テクニック

オシレーターって何に使うの?FX初心者におススメのオシレーターの紹介と使い方

目次

オシレーターとは?FX初心者に知ってほしい正しいテクニカル分析での使い方

オシレーターの重要な役目は「相場の心理状態」を測ること

オシレーターとはカンタンに説明してしまうと、

投資家の心理状態を数値化して目に見えるように表示させているものです。

代表的なオシレーターとして「MACD」「RSI」「ストキャスティクス」がありますが、細かな見方の違いはあれど、使用目的は1つです。

それは「投資家がその価格に対してどう思っているか?」。

「高すぎる」と思っているのか?。

「安すぎる」と思っているのか?。

その価格に対しての「投資家の心理状態」を確かめるために使用するツールとなります。

価格は「方向」と「心理」が一致して初めて伸びていく

なぜ値動きを分析するために投資家の心理状態を確かめる必要があるのでしょうか?。

それは

「価格の動きとその動きに対する心理状態が一致している必要があるから」です。

つまり、価格が上昇しているなら心理状態も「強気であること。」

価格が下落しているなら心理状態も同時に「弱気であること。」

この価格の動きに対する投資家の心理状態がズレていると、価格は思うように伸びていきません。

価格が向かう方向に対して、投資家の心理も同じ方向を向いていることで、初めて大きく伸びていくのです。

しかし、「移動平均線」や「ボリンジャーバンド」と言った「トレンド系インジケーター」では値動きの方向は分かっても、その方向に対して投資家がどう思っているかはわかりません。

なのでオシレーターを表示させることで、その価格の伸びに対して投資家がどう思っているかを確かめることが出来るのです。

オシレーターは「変化の予兆」を捉えることが出来る

オシレーターの最大の特徴は、表示される数値が値動きよりも先に反応し、多くの投資家がその価格に対してどう思っているかが事前に分かるところです。

例えば価格が上がり続けているのに、投資家の心理が弱気になってくると、価格が下げるよりも先にオシレーターが反応して数値が下落してきます。

逆に価格は下げ続けているのに、投資家の心理が強気になってくると、価格が上がるよりも先にオシレーターの数値が上昇してきます。

その値動きと心理のズレを見つけ出すことで,

「次に発生する流れの予兆」

を捉えることが出来るのです。

しかし、そのズレはチャートを見ただけでは見つけることが出来ません。

そのズレを発見して次の流れに備えるためにオシレーターは有効なツールなのです。

オシレーターは、普通にチャートを見ていては分からない「その価格に対する投資家の心理状態」を確かめるために使用するツールです。

価格の値動きは「値動きの向き」と「投資家の心理」が一致して初めてその方向へ大きく伸びていきます。

おススメのオシレーターRSIFX初心者もカンタンに分かる使い方とエントリーポイント

FX初心者におススメのオシレーター「RSI」

ボクも愛用しているオシレーターなのですが、FX初心者にはコチラの

「RSI」

が一番使いやすいんじゃないかと思います。

「RSI」とは、カンタンに説明すると、相場の心理状態が、

「強気なのか?。」

「弱気なのか?。」

を計測するための指標です。

上の画像の黄色枠で囲んである部分がRSIとなります。

RSIの見方としては、真ん中の赤いラインである「50%ライン」を境目に,

上が買い方優勢の「強気エリア。」

下が売り方優勢の「弱気エリア」となります。

そして50%ラインを挟むように、白〇部分の「70%」「30%」のラインがあるのですが、

RSIが70%以上であれば相場は買われすぎ、

逆にRSIが30%以下であれば相場は売られ過ぎである。

と判断され、一旦価格が反転してくる可能性が高いエリアです。

下の画像をごらんください、画像での黄色枠の部分のRSIの数値は赤い50%ラインの下で推移しており、その間価格は下げ続けていますよね?。

これは投資家の心理が「弱気」であることを示しており、相場も「売り」に傾いているためRSIの数値が弱気エリアにいる間は下げ続ける可能性が高いのです。

その後、青枠の部分で数値が50%ラインを超えてくると同時に価格も大きく上へ跳ね上がっていますよね。

これは投資家の心理が弱気から脱し、「強気」となったことで相場が「買い」に傾き始めたためです。

RSIとトレンドフォローでのエントリーパターン

RSIをエントリーに使用する際は、

「トレンドフォローでの『押し目買い』『戻し売り』」

で使用するのが一番勝率が高いです。

下の画像をごらんください、トレンドフォローとRSIを組み合わせたトレードです。

エントリーの基本は、流れに沿った「トレンドフォロー」が基本ですが、トレンドフォローで入っていく際、やはりRSIでの心理状態も同じ方向を向いているか確かめる必要があります。

心理状態が一致してるポイントは素直にその方向へ伸びて行くのですが、トレンドの向きに対して心理状態があべこべだと、トレンドフォローで入ってもダマシに合う可能性が高いです。

ではここで、画像のエントリーポイントを詳しく解説してみましょう。

まずはA・Bでサポートされていた価格がCポイントで下抜けしたのですが、RSIの数値を見てみると「30%を下回っている」おり、リターンムーブで一旦反転上昇してくる可能性が高いポイントなのでCポイントでのエントリーは見送ります。

エントリーの決め手になったのはDポイント。

サポートラインからレジスタンスラインへ機能転換を果たし、なおかつRSIの数値も30%ラインから一旦上向いたものの、弱気エリアを脱することが出来ませんでした。

しかも、しっかり下向きに角度をつけた移動平均線でレートが反転しているという「グランビルの法則」でのパターンも成立しているので、下落する根拠がかなり強いポイントです。

このように、移動平均線と水平線のエントリーパターンとRSIの数値を組み合わせることで、その方向へ向かう根拠がグッと高まります。

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RSIのラインはレジスタンス・サポートラインとしての役割を果たすことも

RSIに引かれた50%ラインは、

「レジスタンスライン」「サポートライン」

としての役割を果たすこともあり、50%ラインが節目となって反転することもあります。

下の画像をご覧ください。

価格自体は横ばい状態となっていますがRSIの数値を見てみると、弱気エリアで推移し、50%ラインが壁となって上に抜けられないように機能しています。

これは投資家が「これ以上は強気になれない」ことを示しており、画像の場合だと急落してくる可能性が強いパターンです。

その後価格は一気に急落していますよね?。

そして下の画像も、移動平均線のエントリーパターンが成立し、なおかつRSIの数値が50%ラインでしっかりサポートを受けて支えられたときの画像です。

経験則上、RSIの数値がエリアを割り込む寸前に、50%ラインで支えられたり、押さえつけられ、再度、元いたエリアへ戻されたとき、価格が一段大きく伸びていく可能性が高いです。

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RSIのおススメの設定値の出し方

移動平均線を使用している場合、RSIの数値を使用している移動平均線の数値と合わせることで、より高い精度でのトレードが可能になります。

ボクの場合だと、移動平均線は20MAを使用していますので、RSIの期間設定も合わせて「20期間」に設定しています。

もし「25MA」を使用している場合はRSIの期間設定も「25」に合わせます。

MT4での期間設定のやり方は「右クリック」→「表示中のインジケーター」からRSIを選択し、「パラメーター」の「期間」から数値を入力します。

これはあくまで「ボク個人」のやり方ですので、必ずこうしなければならないというわけではありませんので、他にマッチングする設定の仕方があればドンドン設定してみてください。

RSIは「移動平均線のパターン」「水平線での押し目・戻し目」のエントリーパターンと組み合わせることで初めて効果を発揮します。

エントリーする際「投資家の心理状態も同じ方向を向いているのか?」をRSIの数値で確かめることでより勝率が高くなります。

ダイバージェンスから分かるオシレーターおススメのテクニカル分析と使い方解説

オシレーターでのテクニカル分析の基礎「ダイバージェンス」とは?

ダイバージェンスとは、

「値動きの方向と心理の不一致」

のことを言います。

価格は上げ続けているのに心理状態は下げてきている。

価格は下げ続けているのに心理状態が上がり始めてきている。

この実際の動きに対してズレた心理状態が発生している現象が「ダイバージェンス」です。

移動平均線やボリンジャーバンドと言った「トレンド系インジケーター」は値動きの方向だけしかわかりませんが、オシレーターを表示させることで、その流れに対して投資家がどう思っているのかを知ることが出来ます。

オシレーター示すダイバージェンスはトレンドの終焉を示している

値動きの方向と心理が不一致になることでどんな現象が発生するのか?。

下の画像をご覧ください。

画像のチャートでは上げ続けているのに、RSIの数値は下げ始めていることです。

つまり画像の状態は「動きと心理状態が一致していない状態」です。

その後価格は頂点に付けたあと、ズルズルと下げていますよね?。

つまり、値動きよりも先にオシレーターによってダイバージェンスが発生することによって「その流れの終焉が近いことを事前に察知することが出来る」のです。

なので、オシレーターを確かめることによって「ここから新しくポジションを持ち始めて良いのか?ダメなのか?」がハッキリ分かるようになります。

ダイバージェンスで分かるエントリーしやすいポイント

ダイバージェンスを見分けることでエントリーしやすいポイント・しにくいポイントが掴めるようになってきます。

下の画像をごらんください。

画像の青枠の部分はレートが移動平均線を上抜けし、なおかつオシレーターでの心理状態も上向きで一致しています。

このエントリーパターンと心理状態が一致してるポイントは非常にトレードしやすく、一致している間ずーっとポジションを保有し続けることが可能です。

それに対し赤枠の部分は、レートが伸び続けているにもかかわらず、オシレーターでの心理状態は下げ始めています。

つまり、ダイバージェンスの発生です。

基本的に価格が動くより先に、RSIが反応します。

この状態になると、投資家たちはこの伸びに対して不信感を持ち始めているということであり、ここから新しくポジションを持ち始めていくのは危険です。

ダイバージェンスは「値動きの方向」「投資家の心理状態の」ズレが生じる現象です。

値動きに対して心理状態が逆方向を向いているこということは「投資家がその値動きに対して不信感を持っている」ということであり、新たにポジションを持ち始めるのは危険となります。

オシレーターを使う上での注意点FX初心者が失敗しないオシレーターの正しい使い方

FX初心者の失敗しないためのRSIの正しい使い方。

一見万能のように思えるRSIですが、使用する上で覚えておいてほしいことが

「RSIはエントリーポイントを見つけるツールではない。」

ということです。

これはRSIだけに限った話ではないのですが、エントリーポイントやエントリータイミングを測るには「水平線や移動平均線。」

そして、オシレーターであるRSIは、あくまでエントリーポイントの根拠を強めるために使用します。

なので、RSIが強気に入ったからといって、それをエントリーポイントにするのではなく、必ず「移動平均線の状態」「水平線」を元にしてエントリーするようにしましょう

FX初心者に多いオシレーターの間違った使い方

ボクも含めFX初心者によくあるオシレーターの間違った使い方に、

「数値が70%を超えたら買われ過ぎのサインだから売っていこう。」

「数値が30%を下回ったら売られ過ぎだから買っていこう。」

という風に「逆張り」の売買サインとして使ってしまう方が多いように見受けられます。

ですが、RSIを含め、各種オシレーターの数値を逆張りエントリーのサインとして使うのはNGです。

下の画像でもわかるように、数値は30%を下回り「売られ過ぎ」のシグナルが出てるのにもかかわらず。価格はシグナルを無視してドンドン下げ続けています。

確かにRSIの数値が「70%」「30%」を割り込むことで、価格は一旦反転してくる可能性が高いのは確かです。

しかし「その一旦」がどのぐらい伸びてくれるのかは、サッパリ分かりませんし、FXトレードで最もやってはいけない「主流の流れに反したトレード」をすることになるわけです。

つまり「70%を超えたから」「30%を下回ったから」をエントリーする基準にしてしまうことは「ギャンブル」に等しいのです。

あくまでエントリータイミングは「移動平均線」や「ボリンジャーバンド」と言った「トレンド系インジケーター」で測るようにしましょう。

オシレーターは「トレンド」が発生して初めて機能する

RSIだけに限ったことではありませんが、オシレーターを正しく使用するためには、

「トレンド」が発生している必要があります。

基本的にRSIの数値が50%ラインを下回ったり、上回ったりするのは流れの転換シグナルとして考えることが出来るのですが、

横ばい状態の「レンジ相場」では全く機能してくれません。

下の画像はレンジ相場のチャートですが、RSIを見てみると、数値が強気と弱気の境目である50%ラインを行ったり来たりを繰り返しています。

値動きもそれに合わせて、強気エリアに入ってもすぐに下落し、弱気に入ったと思ってもすぐにまた上昇を始めたりしてどっちつかずの状態です。

これは相場自体がどちらに向かえば良いか迷ってる状態であり、投資家の心理状態も「強気になって良いのか?弱気で良いのか判断しかねる状態」なのです。

このような状態で発生するオシレーターのシグナルは「ほぼ無効」と考えてもらっても良いでしょう。

RSIの転換シグナルが有効に機能するには、トレンドフォローでの押し目・戻し目から、再度トレンドの流れへ戻るときです。

なので、オシレーターを使用する際はトレンドが発生し、方向が定まったことがハッキリすしてから使用することです。

他の時間足でのオシレーターの状態もチェックする

オシレーターを上手に使いこなすためには

「1つの時間足チャートだけ観察していてはダメ」なのです。

大事なポイントは他の時間足での状態も確かめることで「短期視点」「中期視点」「長期視点」の3つの視点で確かめていく必要があります。

下の画像をごらんください。

画像は左から順に短期視点である15分足のチャート、中期視点の1時間足、長期視点である4時間足を並べています。

短期視点である15分足のRSIを見てみると数値は50%ラインを上へ抜け、これから上昇局面に入っていきそうな雰囲気なのですが、中期視点である「1時間足」更に長期視点である「4時間足」のRSIを見てみるとまだまだ50%ラインの下に数値が推移しています。

つまり、短期視点では上昇局面に入るように見えても、中期視点・長期視点ではまだまだ相場の心理状態は「弱気である」ということになります。

こういう局面では、単発的に伸びることはあっても、中期視点・長期視点は別方向を向いているので、長続きしません。

その後の15分足チャートで値動きを見てみても、ちょっと値上がりしただけで、すぐに価格は下げ始めています。

なので、1つの時間足だけで判断するのではなく、15分足でエントリーするなら「1時間足」「4時間足」でのRSIも同じく50%ラインの上に推移していること。

5分足をメインとするなら「15分足」「1時間足」でのRSIも同じく上方向を向いていること

3つの時間足での心理状態が同じ方向を向いていることで大きな伸びにつながっていきます

RSIは「エントリーポイントを探すツールではありません。」

あくまで「価格がその方向へ向かう根拠を強めるため」に使用し、エントリーを見つけるには「移動平均線」でのエントリーパターンや「水平線」での押し目・戻し目でのトレンドフォローで入っていくようにしましょう。

また、一つの時間足だけでなく「上位足」での数値も確かめて「短期・中期・長期」3つの視点が合致している必要があります。

まとめ:オシレーターを使っても勝てない理由

いろんなサイトを見てみると「オシレーターの必要・不要」で意見が分かれています。

ここまで書いておいてアレですが、ボクの見解としては、いるか?いらないか?というより、

オシレーターに振り回されるぐらいならいっそ使わないほうが良い。

ということです。

と、言うのも、なかなかFXで成果を挙げられない方の多くに、オシレーターやインジケーターに聖杯を求めている人が多いように見受けられます。

FXで勝てない理由は「値動きの仕組み・あり方」が分かっていないからであって、ましてインジケーターやオシレーターでの数値の設定の違いなんかではありません。

そこを理解しないままオシレーターでのシグナルをそのままエントリーの基準にしてしまうと、大やけどとなる可能性が高いです。

値動きの仕組み・あり方が分かった上で、それを補完するためにオシレーターやインジケーターは存在するわけです。

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