チャート分析の基礎

【フィボナッチの使い方まとめ】FXで使えるフィボナッチ手法と正しい引き方と使い方

フィボナッチ数列というものをご存知でしょうか?。

人が「最も美しい」「最も美味しく感じる」「最も整って見える」と感じるものを数値化した「黄金比」というものがあり、この黄金比は世の中のいろいろなところで使われていますが、実はこれをFXにも活用していくことができるんです。

「フィボナッチって聞いたことはあるけど、使い方がイマイチわかんない。」

「黄金比なんて言うけど、実際トレードで使ってみて全然上手く行かなかった、オカルトじゃないの?。」

と、思うかもしれませんが、実はフィボナッチを正しく使うためには「あること」が絶対不可欠。

なぜフィボナッチがFXで有効に機能するのか、その理由とともに使い方を学んで、取引にうまく活かしていただければと思います

フィボナッチとは?数値の意味と黄金比を理解しよう

フィボナッチとは?

フィボナッチとは「人間が心理的に整っていると感じる事象を数値で表したもの」です。

例えば、

・柿の種とピーナッツの割合は「7:3」が一番美味しい。

・七三分けは前髪が「7:3」の割合で分かれてたほうがキッチリ整って見える。

などなど「何か見ていて気持ちいいな」とか「キレイに整って見えるな」と感じるものを数値化して人工的に作れるようにしたものです。

フィボナッチの表す数値の意味と「黄金比」

次の数字の並びをご覧下さい。

「 1, 1, 2, 3, 5, 8, 13, 21, 34, 55, 89, 144, 233,377・・・。」

このように永遠と繰り返されるこの数列をフィボナッチ数列といいます。

この数列には特徴があり、ある数字と次に続く数字を見てみると「ある法則」が見つかります。

下の式をご覧ください。連続する2つの数字の合計が、次の数字になります。

1+1=2。
1+2=3。
2+3=5。

連続する2つの数字の合計が次の数字になり、これが永遠と続いているのです。

さらに法則はもう一つあります。

ある数字を1つ後の数字で割ると「0.618」になる。

ある数字を2つ後の数字で割ると「0.382」になる。

ある数字を3つ後の数字で割ると「0.236」になる。

ちょっと実例を出してみます。

55÷89=0.618。

13÷34=0.38。

34÷144=0.236。

これは、どの数字を取っても同じようになり0.236、0.382、0.618という倍率を「フィボナッチ比率」もしくは「黄金比率」といいます。

フィボナッチをFXでどう使うの?

さて、これらの法則を理解したとして、どうFXトレードに活かすのか?。

大事なことは「値動きは人間の心理」で動くものであり、フィボナッチは人間の心理的に「ちょうど良い」「整っている」と感じるポイントを数値で表したものということです。

値動きは「儲けたいと考える世界中の投資家の集団心理」で動いています。

フィボナッチも人間の心理にもとづいて計算されている以上、相場の値動きにもフィボナッチ比率が働きやすいといえます。

彼らは「どこで買えば割安か?」「どこで売ればより高く売れるのか?」を常に模索していて、フィボナッチの数値が「より割安感を」「より割高感を」感じさせ、売買注文が集中しやすいポイントを見定めることが出来るのです。

FXでのフィボナッチの正しい使い方と引き方

フィボナッチのFXでの具体的な使い方

トレンドはトレンド方向に向かう「主流の流れ」とトレンド方向とは逆の向きに動く「調整の流れ」の2つで構成されています。

 

そのため、相場はトレンドが発生したときでも一直線に動くわけではなく調整の流れを挟んだ「戻り」の動きを繰り返しながら動いていきます。

このとき「どの数値まで戻してくれればちょうど良い押し目・戻し目になるか?。」

を判断するためにフィボナッチは使用します。

実はトレンドが調整の流れから主流の流れに戻ったとき、大きく伸びてくれるかどうかは、

「押し目・戻し目の深さが超重要です!。」

押し目・戻し目は、浅すぎても長続きする伸びにつながりませんし、深すぎると流れそのものが崩れてしまいます。

トレンドはちょうど良い深さの押し目・戻し目を付けると、付けた部分には売買注文が集中し、次の大きな反転につながります。

フィボナッチは「トレンド」が成立して初めて機能する

フィボナッチは「トレンドが成立して」初めて機能するツールです。

相場において投資家が最も意識するのは、

「安値を切り上げたまま高値を切り上げたのか?。」

「高値を切り下げたまま安値を切り下げたのか?。」

に一番注目しており、この切り上げ・切り下げが発生した、

「N字パターン」

をもって流れの方向性が決まり、そこに投資家が意識を集中させるわけです。

そのため、フィボナッチを引くときはN字のチャートパターンを基準に引くことが基本です。

適当な高安値に引いてもフィボナッチは正しく機能しません。

よって、大勢の投資家が意識するN字に沿ってフィボナッチを引くことで、数値が機能しやすくなるんですね。

フィボナッチリトレースメントとは?使い方とエントリー手法

フィボナッチリトレースメントとは?

フィボナッチには「0」から順に「23.6」「38.2」「50」「61.8」「100」の数値のラインが並んでいます。

これらの数値の意味は「押し目・戻し目の深さ」であり、数値が大きくなるほど押し目・戻し目は深いものと考えます。

この押し戻しの深さを推し量るのが「フィボナッチリトレースメント」です。

フィボナッチリトレースメントを使ったちょうど良い押し目・戻し目

経験則上「23・6」だと押し目としては少し浅すぎ「61.8」を超えてしまうと、押し目・戻し目としては深すぎて、トレンドが崩れてしまいます。

ベストな数値は「38.2」と「50.0.」

実際のチャートを見てみると、若干はみ出ていますが、おおよそ38.2のラインで反転上昇し、そこから長くトレンドが続いていることがわかります。

直近高値・安値は押し目・戻し目を付けた時、大勢の投資家が割安感・割高感を感じて売買注文を出してきやすいポイントです。

この38.2の数値がちょうど「直近高値・安値」に掛かることになり、N字パターンを成立させた後、この直近高値・安値が戻しにはちょうど良い深さなのです。

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フィボナッチエクスパンションとは?引き方と具体的な使い方

エクスパンションとは?基本的な使い方と正しい引き方

フィボナッチ・エクスパンションはトレンド成立後、押し目・戻し目の調整の流れから主流の流れに戻って伸び始めたとき「その伸びがどこまで伸びてくれるのか?」を示してくれるテクニカルです。

具体的には、調整前のトレンドの値幅に対して、調整後のトレンドの値幅を61.8%、100.0%、161.8%として、目標ラインを示してくれます。

このフィボナッチ・エクスパンションを使うタイミングは、最初にトレンドが発生した後、調整の押し目・戻し目が入り、反転して再び主流の流れに戻る動きが発生したタイミングです。

例えば上の画像のように上昇トレンドが確定場合、最初の上昇であるAを起点に、トレンドの頂点であるBを結び、その後、反転上昇が始まり調整による下値が確定した時に、Cを結んでフィボナッチ・エクスパンションをチャートに描き込むことになります。

利益確定はトレンドラインと組み合わせる

レートは確実にエクスパンションラインに到達するとは限りません。

よって、利益確定をする場合は「トレンドライン」と組み合わせて判断することが基本です。

エクスパンションを過信し過ぎると、本来であれば利食いする場面で持ち越して、得られる利益を無駄にしてしまうこともありますので、あくまで「目安」として考えて、トレンドラインや水平ラインを基準にエグジットすることをおススメします。

MT4でのフィボナッチエクスパンションの使い方

MT4をお使いの場合は画面左上の「挿入」→「フィボナッチ」→「エクスパンション」で使用することが出来ます。

使い方はN字パターンを基準に起点となる下限とN字の頂点である上限に引いていき、起点を決めたら、ドラッグしたままN字の頂点部分までマウスを引っ張ります。

最後は下のエクスパンションラインを安値に合わせて完成です。

まとめ

人が「整っている」「見ていて気持ち良い」と感じる数値が黄金値であり、FXでは「割安感」「割高感」を感じさせ、売買注文が集中しやすいポイントを視覚化してくれるのがフィボナッチです。

ただし、フィボナッチは適当な高安値に引いても効果はなく「大勢の投資家が意識するポイント」に引いて初めて数値が意識されるわけですね。

その「大勢の投資家が意識するポイント」こそが「N字パターン」というわけです。

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